岡本亀太郎本店/伝統の地酒・健康酒「ミツボシ保命酒、本みりん、梅酒、杏酒」の醸造販売/広島県福山市鞆町(鞆の浦)
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江戸末期に黒船で来航した米国のベリー提督が飲んだ保命酒を、静岡県下田市の「黒船祭」の会場に訪れるペリーの子孫に届けるため、出発前準備の状況やペリーの子孫に飲んでもらった食事会の模様など新聞各社記事の一覧です。

 江戸末期に黒船で来航した米国のペリー提督が飲んだ福山市鞆町特産の保命酒が21日、約150年の時を経て、ペリーの子孫らに振る舞われる。静岡県下田市である「黒船祭」(20〜22日)の会場を訪れる子孫の元へ、福山市内の食材販売業者と保命酒蔵元が届ける。
 ペリーから6〜7代後の子孫や親類の計23人に飲んでもらう。21日に下田市内の了仙寺で催されるイベント「応接料理の試食」に、食前酒として出される。
 了仙寺に提供を申し出た菓子原料販売、中島商店(福山市御船町)の中島基晴専務(37)と、蔵元の岡本亀太郎本店(同市鞆町)の岡本良知専務(36)が、角陶(献上徳利)に入れて下田まで持参する。同本店はペリーが飲んだ保命酒を醸造した地元蔵元(中村家)が廃業する際、醸造道具一式を引き取って譲り受けて展示している。
 同本店によると、江戸期には保命酒は全国的にも有名だったという。岡本専務は「老舗蔵元として継承してきた酒で子孫をもてなせることは大変に光栄。当時のように多くの人に飲んでもらえるきっかけになれば」と強調。中島専務も「歴史の節目に献上された福山の特産品をあらためてPRすることで、福山市の活性化にもつながるのでは」と期待している。
保命酒は江戸初期に誕生し、もち米や薬草16種類を原料とする鞆町の伝統産品。1854年の日米和親条約締結後に開かれた宴席で、老中主席だった福山藩主阿部正弘を通じ、ペリーに出された。

 幕末の日米和親条約締結の際に来日したペリーも味わったとされる福山市鞆町特産の「保命酒」がゆかりの静岡県下田市了仙寺で21日に開かれる食事会に出され、子孫ら24人が楽しむことになった。

 保命酒は、16種の香草などを合わせて作った酒。寺は幕末と米側が条約の細かいやり取りをした場所で、福山藩主・阿部正弘が老中を務めていた縁で、ペリーに保命酒が献上されたという。

 下田市で20日から始まった「黒船祭」に、ペリーの6代目子孫が訪れることから、寺が食事会を企画。酒を提供する醸造元の岡本亀太郎本店は「この酒を日米交流の"命"を保つ源に」。
江戸末期に黒船で来航した米国のベリー提督が飲んだ保命酒を、ペリ−の子孫に届けた蔵元 岡本良知さん(36)=福山市輌町
 「ペリーに出された後も伝統を守ってきた地元特産の保命酒を、150年の時代を経て子孫に飲んでもらえ、蔵元として身の引き締まる思いだった」と話すのは保命酒メーカー岡本亀太郎本店(福山市鞆町)の岡本良知専務(36)静岡県下田市であった「黒船祭」(20〜22日)の会場で、6代目のフレデリックニコルズさん(67)に手渡し、子孫や親類計24人に飲んでもらった。「『今まで飲んだ酒で一番おいしい』『シェリー洒のようだ』とお代わりした人もいた。うれしかった」と語る。

 同行した菓子原料販売の中島商店(同市御船町)の中島基晴専務(37)も「食を通じ、地元をアピールしたいという思いを形にすることができた」と強調する。

 岡本さんは「保命酒は全国に誇れる特産品。今後も歴史や伝統を守り、多くの人に味わってもらうための企画を考えたい」と意気込んでいる。

福山の知名度アップに一役   中島商店 岡本亀太郎本店

 福山市鞆地区の特産、保命酒を使った菓子を企画する食品卸の(株)中島商店(福山市御船町1−13−5、中島良昭社長、電084-922-4870)の中島基晴専務と「ミツポシ保命酒」製造元の(株)岡本亀太郎本店(同市鞆町鞆927−1、岡本憲良社長、電084-982-2126) の岡本良知専務は、江戸末期に里船で来航し開国を迫ったペリー提督督の子孫に保命酒を"献上"するため、5月21日に静岡県下田市の了仙寺(松井大英住職)を訪問、同寺で開かれた「ペリー提督応接料理の再現」の場で保命酒を振る舞った。中島専務らは「口当たりがよくシェリー酒のようだと好評だった。保命酒の知名度アップにつながったのでは」と、手応えを感じている。

 開国記念の地となる下田市では、毎年「黒船祭」を開催。5月20〜22日に開かれた同祭に合わせて来日していたフレデリック・ニコルズさんらペリー提督直系の6、7代目子孫計24人が同寺主催の応接料理の再現に招かれることを知った中島専務が松井住職に打診して保命酒の献上が実現した。

 保命洒は食前酒として振る舞われたほか、食後のデザートに中島商店が企画した保命酒入りのジェラートやゼリーも提供。食前柄のおかわりをしたり、デザートも平らげてしまうなど、保命酒は国境を越えて評価されたという。

 また、中島噂頼らは下田市主催のレセプションにおいても地先商工団体らに保命酒と保命酒関連商品を売り込み、福山をPRした。同市内の飲食店や料亭が保命酒を食前酒として使うことがほぼ決まったほか、来年の同祭に保命酒開連商品を出展する動きもあるという。

 保命酒はみりんに16種類のハーブを漬け込んだリキュールで、300年以上の歴史がある。1854年の日米和親条約締結後、老中主座だった当時の福山藩主、阿部正弘が宴席で保命洒を出しており、ペリー提督と下田、保命酒を結ぶ要素はそろっている。中島専務らは、保命酒をきっかけに「潮待ちの港 鞆」と「風待ちの港 下田」がより親密になり、さらに海外まで福山の情報を発信することができるようになれば、と今後の取り組みに意欲を燃やしている

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